揺れる金価格


金の価格はここ10年の間に6~7倍に高騰した。



ニューヨーク商品取引所が担保となる証拠金を約27%引き上げたのを受け一転して急落、31年ぶりの大幅なものとなった。



金の価格はホットマネーが支配する投機の最中にあることは間違いない。



だが、金の価格はまったく根拠なく急騰してきたわけではない。



最大の要素は、基軸通貨ドルの揺らぎであり、世界的な金融緩和である。



世界に供給された過剰なマネーは、金をはじめとする貴金属市場に流れ込んだ。



ペーパーマネーから実物資産へと「質への逃避」が生じている構図である。


金投資~売却する時に消費税を受け取る仕組み~


厳しい財政難が続くなか、消費税アップはもはや避けられない情勢だ。



だが、この消費税アップを逆手にとって利益を得る方法がある。



それが「金投資」だ。



金は、購入するときに消費税を払い、売却するときに消費税を受け取る仕組みになっている。



たとえば、金1kgが400万円だとすると、買うときに5%の消費税20万円を支払う。



これを売るとき、もし金価格が同じ400万円なら、5%の消費税20万円を受け取るという仕組みだ(手数料などを考慮しない場合)。



となると、消費税がもし5%から10%に上がれば、売るときには消費税40万円を受け取ることになり、差額20万円が儲かるという計算だ。



ちなみに、消費税の課税事業者を除く個人には消費税の納税義務はない。