近代的なダイヤモンド産業の成立


古代、唯一のダイヤモンドの産地はインドでした。



1730年代になって初めてブラジルが産地として登場しましたが、大資本が存在せず、殆どが奴隷中心の人海戦術による採鉱でした。



産出量も平均すると年十万カラット程度で、資本の不足から人力で探す程度に終始しました。



しかし、ブラジル産のダイヤモンドは、それまでインドから細々と流入してきたものと比較すると莫大な量といえました。



これが契機になって、欧州各地にダイヤモンド加工工場が初めて設立されました。



家内工業から産業への転換の始まりでした。



これらの貿易、加工、販売のすべてがユダヤ人の手によってなされてきました。



ブラジル産のダイヤモンドは1860年代には早くも枯渇し始め、ダイヤモンド産業も、倒産や縮小の危機に見舞われました。



しかし、1866年南アフリカで新しい大鉱脈が発見されました。


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