ジュエリーの呪術的価値


「呪術的価値」「呪術的」というと、おどろおどろしいのですが、深い意味はなく、「所有者の何か特別な想い出と結びついていたり、見る人の心に何らか特別の印象を生起させるもの」という意味です。



例えば結婚指輪



デザイン的にはシンプルな甲丸の指輪であっても、結婚式でその指輪を交換した二人には特別の意味があります。



壊れて使えない古いジュエリーでも、それが大切な人と想い出の共有を象徴するかけがえのないものとなります。



視点を変えてみると、ジュエリーだけでなく現代の「ブランドもの」と言われている物にも「呪術性」があります。



勿論伝統のある一流メーカーの製品は品質もデザインも優れていて高価でもあるのですが、それらは誰もが高級、高価なものと知っている「あのブランド」のものを身につけることによって、自分の価値をそれに仮託しようとする欲求も吸い寄せることになります。


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